血管性認知症とは
血管性認知症の患者さまは主に65歳以上の高齢者です。脳梗塞や脳出血などの血管障害をきっかけに発症する認知症です。糖尿病、心疾患、高血圧など、血管障害を起こしやすい疾患にかかっているケースも多くあります。
兆候・初期症状
記憶障害や言語・動作などに障害が出るのは他の認知症と変わりませんが、その症状の発現が特徴的です。突然の発症後、落ち着いていると思ったら急に悪化したり、ある面ではこれまでと変わらない様子なのにそれ以外は何もできない、といったムラのある状態になります。
治療や対処
脳の血管・血流の状態を検査し、適切な生活管理とリハビリを行うことで状態の悪化を予防することが重要です。糖尿病や高血圧など疾患治療も並行して行う場合があります。