睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、いびきをかく、寝ても疲れが取れない、日中眠くなってしまう、といった症状を引き起こします。また、高血圧、糖尿病、脳血管障害のリスクも高くなります。合併症が多く、軽視はできない病気です。

睡眠時無呼吸症候群の可能性がある人

  • 65歳以上
  • 肥満気味~肥満
  • 喫煙者、過去に喫煙習慣があった人
  • 糖尿病、高血圧、高脂血症
  • 日中眠くなる
  • 寝ても疲れが取れない、また、ちょっと動いただけで疲れやすい
  • 慢性的な頭痛を感じる
  • いびきをかいていると家族に指摘された

上記以外にも骨格や脂肪の付き方、もともと喉が狭いなど、さまざまな要因があります。

CPAP療法

CPAP療法(シーパップ療法)は睡眠中に気道へ空気を送り、喉が塞がるのを防ぐ対症療法です。患者さまお一人お一人に合うよう調整を行った専用の機器を設置し、睡眠時の呼吸を手助けします。

現在、欧米や日本国内で広く普及している療法で、著名なビジネスパーソンやタレントが使用していることでも有名です。

CPAPを装着した男性
(使用イメージです。実際の機器は異なります)

当院ではこのCPAP療法に必要な機器の調整・レンタル・使用についての指導などを行います。ご自身やご家族の睡眠が気になる、という方はどうぞお気軽にご相談ください。

CPAP導入の流れ

まずはご来院いただき、睡眠時無呼吸症候群であるか問診と検査を行います。

CPAP導入が決定したら、使い方をご説明致します。マスクのフィッティングや操作方法など、疑問や不安がありましたら遠慮なくご質問ください。

使用開始後、定期的に受診していただき状況をお伺いします。