レビー小体型認知症とは

レビー小体型認知症は70代以降に見られることが多い認知症です。女性よりも男性の方が発症しやすい、他の認知症と比較して進行の速度も速い、ということが知られています。

兆候・初期症状

人により症状の現れ方は様々ですが、アルツハイマー型認知症のような記憶障害は比較的軽度なのに対し、いないはずの人や虫が見えるなどの幻覚が患者さまの約80%に発現すると言われています。

進行すると、寝ているのに手足をバタバタさせる・叫ぶなどの睡眠障害や、手足がふるえる・転倒しやすくなるなどのパーキンソン症状が現れます。

治療や対処

気分の浮き沈みが激しくなったり、不眠などの睡眠障害が発生するため、状態によってはお薬によって精神症状のコントロールをすることがあります。また、パーキンソン症状による転倒・怪我予防のため、無理のない運動を継続しましょう。