糖尿病について
糖尿病にはすい臓にてインスリンが全く作られない「1型糖尿病」と、作られるインスリン量が少ないまたは作られたインスリンが十分に作用しない「2型糖尿病」があります。このうち1型は糖尿病患者さま10人のうち1人いるかいないかで、多くの糖尿病患者さまは2型です。
2型糖尿病とは
原因は様々ですが、主に生活習慣と体質(遺伝)要素があると考えられています。
2型糖尿病になりやすい人
- 40歳以上の人
- 太りすぎの人
- 家族に糖尿病の患者がいる
- 運動不足
症状
- 疲労感
- 皮膚が乾燥して痒い
- 手足の感覚が低下する、または、チクチク刺すような痛みがある
- 感染症によくかかる
- 頻尿
- 目がかすむ
- 性機能の問題(ED)
- 皮膚の傷が治りにくい
- 空腹感やのどの渇きがひどい
初期の段階では自覚症状がほぼないことが多く、非常にゆっくり、少しづつ症状が現れます。老化現象だろうと軽く見てしまい悪化するケースもあります。生活習慣に気を配るほか、定期的な健康診断も重要です。
1型糖尿病とは
1型糖尿病は原因は正確にはわかっていませんが、生活習慣病でも先天性の病気でもありません。遺伝することもまれです。体質、または何らかの原因ですい臓の一部が破壊されることによって発病します。
症状
- 普段よりのどが渇く
- 頻尿
- 急激な体重減少
- 疲れがひどい
これらの症状が突然現れます。若い方だけではなく、年齢に関わらず発症します。
治療について
糖尿病の治療では薬物療法、食事療法、運動療法を組み合わせて行います。当院では糖尿病専門医資格を持つ医師が診察をし、それぞれの患者さまの特性や状態に合わせて最適な治療をご提案いたします。