PMS(月経前症候群)とは
月経前の3~10日の間、以下のような症状が現れます。月経開始とともに軽快したり消失します。
- 情緒不安定
- イライラ
- 抑うつ
- 不安
- 眠気
- 集中力の低下
- 睡眠障害
- のぼせ
- 食欲不振・過食
- めまい
- 倦怠感
- 腹痛
- 頭痛
- 腰痛
- むくみ
- お腹の張り
- 乳房の張り
親子や姉妹であっても人によって程度が大きく異なります。症状が軽快したり消失したりはしますが、月経の度に毎月訪れる不調です。日常生活や対人関係に影響を及ぼすような場合には対症療法をおすすめ致します。
月経前症候群の治療
上記のように様々な症状があり、人によって程度も異なるため、治療法も様々な選択肢があります。
生理痛や排卵痛がつらいときには痛み止めを使用する、貧血・鉄欠乏の疑いがある場合はまず血液検査を行って状態を詳しく調べる、憂うつな気分や激しい不安には抗うつ薬の使用を検討する、など、患者さまに合った治療を選択します。
まずは現在の状態を女性医師にお話しください。
※不正出血(生理期間外での出血)や過多月経(一回の生理期間中、150ml以上の出血があること)は、子宮筋腫や子宮がんの可能性もあります。
その場合は自己判断で「更年期症状」や「月経前症候群」と決めつけずに必ず婦人科を受診してください。(当クリニックは婦人科ではありません。また、ホルモン治療も行っておりません)